銃砲刀剣類登録証問題を考える33

銃砲刀剣類登録証問題を考える33 登録審査時のデジタルカメラ撮影(東京都)
事例47
登録審査時のデジタルカメラ撮影
本欄では、かねがね登録審査の際のデジタルカメラ撮影を提言してきた。今回、東京都の登録審査で、東京都がデジタルカメラ撮影を導入したことを知り、うれしくなった。
 実は、兵庫県登録の冠落造短刀を入手した。内容確認をすると、銘文も寸法も一致した。ところが目釘穴の数が異なっていた。現物の目釘穴は2個だが、登録証と原票は1個であった。
それで現物確認をすべく手続きを進め、都庁に赴いた。
 銘文、寸法、地鉄や刃文も一致している。目釘穴の数は誤認の可能性が高いということになった。見るとはなしに目に入った登録台帳のコピーには、何と刀身の造り込みのイラストが描かれているではないか!
当時の担当登録審査委員の名前も見えた。「Y・I」とあった。知人だった。
 刀や拵に詳しいその方は、「これはこんな形で・・・」とイラストを描いて説明することが時々あった。このイラストはまさにその方の手になるもので、また今日、審査に持ち込んだ短刀と全く同じ造りこみである。
兵庫で登録された現品であることは確実である。
「撮影しましょうか?」職員の提案で、登録台帳コピーの上に、短刀を載せ、デジタルカメラでの撮影が行われた。東京都からの報告の後、兵庫県が何と回答してくるだろうか。味なイラストの主も登録審査員だから、当然、東京都の報告を見るだろうし。
 ともあれ、刀剣の情報がデジタルデータとして保存されることはとても良いことである。(またはスマホのカメラ)で撮影し、それを台帳に添付しておけば、問題があった際に、造りこみ、銘文、目釘穴の数などについて、相違が一目で判断され、業務は劇的に改善され、また、我々も登録審査会場に行かずに、問題が解決されるかもしれない。
大いに進めてもらいたいと思う。
(登録証問題研究会)
※刀剣界新聞より転載・抜粋
刀剣界新聞




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